エアコンを取り外した後、すぐに再設置しない場合は、適切な方法で保管する必要があります。ここでは、エアコン取り外し後の注意点と、保管方法、そして再設置の際のポイントについて解説します。まず、エアコンを取り外したら、室内機と室外機、そして配管などの付属品を、それぞれ清掃しましょう。ホコリや汚れが付着したまま保管すると、カビや雑菌が繁殖したり、故障の原因になったりすることがあります。次に、室内機は、直射日光の当たらない、湿気の少ない場所に保管しましょう。直射日光や湿気は、エアコンの内部部品を劣化させる原因になります。また、室内機を横向きや逆さまにして保管すると、内部の冷媒が偏ってしまい、故障の原因になることがあります。必ず、正しい向きで保管するようにしましょう。室外機は、雨風の当たらない、風通しの良い場所に保管しましょう。室外機に雨水が侵入すると、故障の原因になります。また、直射日光が当たると、内部の温度が上昇し、性能が低下することがあります。配管などの付属品は、まとめてビニール袋などに入れ、ホコリや汚れが付着しないように保管しましょう。また、配管の接続口には、キャップを取り付けて、ゴミや虫などが侵入しないようにしましょう。再設置の際には、必ず専門業者に依頼するようにしましょう。エアコンの取り付けは、専門的な知識や技術が必要なため、DIYで行うのは非常に危険です。再設置の際には、業者に、エアコンの保管状況を伝えましょう。長期間保管していた場合や、保管状態が悪かった場合は、再設置前に点検やクリーニングが必要になることがあります。また、再設置する場所の状況も、業者に詳しく伝えましょう。設置場所によっては、追加工事が必要になる場合があります。これらの注意点を守ることで、エアコンを安全に保管し、再設置後も快適に使用することができます。