エアコンコンセントの延長コード使用は危険?安全な選び方
エアコンの設置場所によっては、コンセントまで距離が足りず、延長コードの使用を検討する方もいるかもしれません。しかし、エアコンは消費電力が大きいため、延長コードの選び方や使い方によっては危険を伴う可能性があります。この記事では、エアコンコンセントに延長コードを使用する際の危険性と、安全な選び方について解説します。まず、エアコンに延長コードを使用すること自体は、必ずしも危険というわけではありません。しかし、誤った選び方や使い方をすると、コードが過熱し、火災の原因となる可能性があります。エアコンに延長コードを使用する際は、必ずエアコン専用の延長コードを選んでください。一般的に、エアコン専用の延長コードは、コードが太く、許容電流が大きいのが特徴です。また、延長コードの長さは、必要最小限にしてください。コードが長ければ長いほど、電圧降下が発生し、エアコンの性能が低下する可能性があります。さらに、延長コードを使用する際は、タコ足配線は絶対に避けてください。タコ足配線は、コンセントに過剰な負荷をかけ、火災の原因となる可能性があります。延長コードの選び方としては、以下の点に注意しましょう。・コードの太さを確認する(太いほど安全)・許容電流を確認する(エアコンの消費電力以上のものを選ぶ)・PSEマークが付いているか確認する(安全性が確認された製品)・コードリール式は避ける(コードが巻かれたまま使用すると過熱する可能性がある)これらの点に注意して、安全な延長コードを選び、正しく使用すれば、エアコンに延長コードを使用しても問題ありません。ただし、できる限り壁のコンセントに直接接続するのが最も安全です。